外国人技能実習制度の概要
技能実習制度とは
技能実習制度は主に東南アジアなどの開発途上国の外国人が「日本での就労を通じて日本の技術や知識を学び、母国に技能等を移転すること」を目的とした制度です。受け入れ可能な職種や作業が決まっていますが、実習生は最長で5年間日本で働くことが出来ます。
技能実習の受け入れ方式
技能実習の受け入れ方式には企業単独型(全体の約2.8%)と団体監理型(全体の97.2%)の2つのタイプがあります。
企業単独型
日本の企業等が海外の現地子会社、取引企業等の職員を受け入れて技能実習を実施する
団体監理型
日本の監理団体(非営利組織)が海外の送り出し機関から技能実習生を受け入れ、傘下企業等で技能実習を実施する方法
技能実習の流れ
技能実習は下図のとおり最長で5年間受け入れが可能です。
技能実習生の受け入れ人数
受け入れることのできる技能実習生の人数には以下のような上限があります。
企業単独型
技能実習1号(1年間) | 2号(2年間) | |
---|---|---|
基本人数枠 | 基本人数枠の2倍 | |
実習実施者の 常勤職員総 |
技能実習生の人数 | |
301人以上 | 常勤総員数 の20分の1 |
|
201~300人 | 15人 | |
101~200人 | 10人 | |
51~100人 | 6人 | |
41~50人 | 5人 | |
31~40人 | 4人 | |
30人以下 | 3人 |
基本人数 | 優良基準適合者 | ||
---|---|---|---|
1号 (1年間) |
2号 (2年間) |
3号 (2年間) |
|
実習実施者の 常勤職員総 |
基本人数枠 の2倍 |
基本人数枠 の3倍 |
基本人数枠 の3倍 |
301人以上 | |||
201~300人 | |||
101~200人 | |||
51~100人 | |||
41~50人 | |||
31~40人 | |||
30人以下 |